ころーれプログラムの一環として、12月18日(水)にランチ忘年会を企画しました。
利用者Sさんが当日の様子を記事にしたので、紹介します。
~はじめてのホテルランチ~
12月18日、私は「ころーれ」のみなさんと、「この一年おつかれ様でした。来年も一緒にがんばりましょう。」の意味を込めたランチ忘年会に行きました。
場所は、滋賀県守山市のびわ湖沿いにあるホテルで、ホテル内のレストランから見えたびわ湖の眺めはとても美しく、ゆったりとした気分で過ごすことができました。
私は、ホテルで日帰りのランチを食べたことが初めてで、この場所で食べることが決まった時、「ホテルでランチを食べたこともないのにテーブルマナーも全く知らないしどうしよう」と悩みましたが、「その場所の雰囲気に慣れてみるだけでもいいじゃないか?」との助言もあり、今回のホテルランチにのぞみました。
ランチ忘年会の前日に自宅でテーブルマナーの本を読んだこともあり、忘年会当日は安心して食事を楽しむことができてよかったです。
料理はフルコースではなく、メイン料理(お肉やお魚)を選び、サラダやスープなどが食べ放題というビュッフェスタイルで、どれにしようか迷うくらいでした。
その中から私が選んだメイン料理は、「骨付き豚ロースグリル・豆とトマトの煮込み」で、この料理を選んだ理由は、他の料理と比べて量が多く、私自身「今日はガッツリお肉をたべたいな」と思いこの料理を選びました。
メイン料理が出来るまでの間に、スープやサラダなど様々な料理を楽しみました。サラダに使っている野菜は、あまり見たことがないものが多く、お肉と同じく野菜もしっかり食べたいなぁと思いたくさん食べました。また、つけあわせの料理も、スペイン風オムレツや、鴨肉を使った料理など、ワインと一緒に食べたら絶対においしいだろうなぁと思いながら食べました。
やがて出来上がったメイン料理を見て私はびっくりしました。それはある程度カットしたお肉ではなく、まさに絵にかいたような骨付き肉の料理だったからです。テーブルマナー初心者の私にとって、「しまった!みずからハードルを上げてしまった」と思いましたが、後悔してもしょうがないし初心者なら初心者なりに工夫して食べようじゃないかと思い、骨と格闘しながらもなんとか食べきることができました。苦労して食べた甲斐もあり、お肉はとてもおいしくいただきました。また、つけあわせの焼き野菜のなかに、漬物でよく使う日野菜がそえてあり、「日野菜ってこういう使い方があるんだなぁ」と思いました。家ではこういった食べ方をしないので出された料理全てがとてもおいしかったです。
食後のデザートを食べ終わった時にはもうお腹がいっぱいだったのですが、テーブルにくるみが置いてありしかも自分で割ることができることに気付き自分で割って食べました。こういう貴重な体験できてとてもいい時間を過ごすことが出来たなぁと思いました。
今回のホテルランチを経験して、テーブルマナーを守るのも大事なことかもしれないが、こういう場所で楽しむことができれば、自ら楽しめる場所がもっと広がっていくのだなと思いました。この経験を機に、プライベートであまりぜいたくでなくてもいいから、色々なジャンルの料理に挑戦してみようと思います。
記事作成日2020/1/10
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